行った日は、2022年 1月12日(木)から2月15日(水)の34日間です。
今回の走行距離は全行程約トータル距離数4810.6kmです。
九州内の走行距離は2621.1kmです。
前編では門司港から鹿児島県の桜島迄を時計回りで走った、距離1010kmのお話です。
2023年1月12日(木)晴れ 1時30分頃に東京を出発して、九州を目指します。
全国的にコロナもまだ治まっていませんせんが、国の支援策の全国旅行支援も実施され何となく旅行に行ってもいいのかな?という雰囲気ですので思い切って行ってきます。
冬の旅行は何と言っても寒さ対策ということで荷造りしましたが、洋服の量が膨らみ荷物が増加します。夜の暖房は車にガソリンタンクから燃料をひくFFヒーターが装備してあるので、車旅系YouTuberが持っているポータブルバッテリーに電気毛布などの装備はは必要無く楽です。
冬は寒いですが、比較的晴れの日が多いような気がしますので期待しながら出発しましたが、今回も東京から沼津までと大阪市街を通る以外は高速道を利用せずに一般道で目的地を目指しますが、九州までの道のりは約1086kmあるので遠いです。
途中で車載のサブバッテリ2個が寿命の様で交換のために愛知県豊橋市にある、この車を購入したビルダーさんに立ち寄り交換しましたが、55000円の出費がいきなりの痛手です。まあ車旅では電源確保は重要ですので仕方ないです。
大阪を通り抜けようと走っている最中に急に明石焼きが食べたくなり、高速を降りて老舗の明石焼き店「ふなまち」に向かうことにしました。朝10時30分の開店30分前に到着すると既に7名くらいの方が行列されていて、小さい店なので開店後30分後に入店出来ました。
玉子焼き(20個700円)を注文。(メニューは玉子焼きのみです)。板の上に乗せられた玉子焼きを出汁に付けて頂きふわふわアツアツペロリです。
15分位で完食し、更に先を目指します。
九州への途中、岩国の友人宅にお邪魔し自宅農場で採れた野菜とミカンを入れた「ミカン鍋」を頂きました。更に下関に進みふぐ定食でも頂こうと下関の唐戸市場を訪ねましたが、既にお昼時を過ぎてしまい、お店は準備中で食べられず残念。帰りにまた寄りましょう。
1月16日の夕方に関門トンネルを貫けて九州へ入ります。
東京を出発し4日目で九州上陸迄の距離が1086kmになります。やっぱり遠いです。この日は門司港近くの「ノーフォーク公園」で車中泊です。ここからも関門橋が良く見えます。
1月17日(火)早朝はピリッと寒い感じですが関門橋に挨拶をしに行きます。関門トンネルの人道入口近くに関門橋と関門海峡が見渡せる場所に行きます。この鳥居は和布刈(めかり)神社というところの鳥居で晴れた日の夕方には綺麗な夕陽ショットも見られます。
先ずは駅裏の駐車場に停めて新しく古くなった???昔の門司港駅を復活させた駅に挨拶。
駅中もノスタルジー感たっぷりの古の造りです。終着駅と始発駅ってなんかいいですね。ここから始まるんだ、という感じがします。ここから九州の旅が始まります。
門司港では定番観光地を訪ねます。駅近にあるのが旧大阪商船のビルです。
ここから港に向かいます。港に隣接の海峡プラザというおみやげなどの商業施設は全館点検の為、本日休館です。人が少ないわけです。更に港を歩いていくと大連友好記念館とその裏に高層ビルが有ります。この高層ビルは103mの展望台が有りますが今日はパスです。
更に港を進むと跳ね橋があり、ちょうど上がる場面を見ることが出来ました。
港は新旧が入り混じった景色です。名物の焼きカレーは店が早朝の為にオープンしておらず、またの機会にお楽しみです。
今回の車旅は、九州を一般道で時計回りに周ります。いつも通り良い釣り場が有ったら釣りも楽しみます。(釣れませんが)ということで国道10号線を南下しで中津方面に進みます。途中で突然に頭上を戦闘機の爆音が響きます。航空自衛隊の築城基地が有り、ちょうど国道10号線の真上を着陸のために通るルートが有ります。こんなに近くにと驚き、飛び立つ戦闘機を見ようと海岸のビュースポットを探しましたが見つからずに断念。後で調べたら着陸が見える松原展望台という所があるみたいです。次回は行ってみます。
中津城に着きました。ここはかつて黒田官兵衛が築城した名城です。が今は鉄筋コンクリートで再建されました。城下は川のほとりに造られていて、幕末には福沢諭吉が生まれ育った旧家も街中にあります。
天守閣に登りました。400円です。川をお濠代わりに利用した築城です。曇りの空模様だと少し残念ですがいい眺めです。
時間的に夕方になりましたので晩御飯の調達です。イオンで少し買った後、本日のメイン食材を買いに行きます。中津と言えばからあげ。その中でも元祖と言われる「中津からあげ 総本家もり山」という唐揚げ店に行きました。建屋は味気のないプレハブ風の建物です。大丈夫かなと思いつつ。
中に入ると厨房とイートインコーナーががる造りでメニューを見ながら注文です。全種類食べてみたかったので最低グラム数で注文と思いましたが、店主よりむね肉ともも肉は200グラムからですと言われ、食べ切れないので全種類を断念。むね肉ともも肉は200グラムと手羽先・砂ズリを100グラムを注文し、その場で直ぐに揚げて頂きました。
できたてを車に持ち込むと車中がニンニクの揚げ臭で充満しまします。今日の宿泊地の中津道の駅に停めて早速頂きます。ジュウシーで味の濃いニンニク風味の美味しさです。どれも美味しいですがやっぱりもも肉が一番おいしかった。
1月18日(水)の朝は小雨混じりで風が強いです。昨日の唐揚げでニンニク臭が体にしみ込んだ感じだったので、宇佐にあるまほろば温泉菟狭(うさ)400円でひとっぷろ浴びます。安くていいお風呂です。この後行く宇佐神宮にから揚げ臭で行けないですし。
ということで宇佐神宮に着きました。宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮で、
八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、神亀2年に創建されました。と言われてもよくわかりませんが、八幡様は色々な所にあるので、その総本山はすごい所だろうと思います。
鳥居を潜り進んで行きます。ここの参道は本堂まで真っ直ぐではありません。流石に本堂までの距離も長いですが、小雨も降り出しやっと本堂に到着です。ここは先ほどの紹介した神様が右から順に八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后と祭られてます。
お参りの作法は通常の二礼二拍手一礼ではなくて、二拝四拍手一拝ということです。この後更に下宮に行きます。案内によれば「下宮参らにゃ片参り」と云われるらしいので私も行きました。本殿とこの下宮も朱塗りの綺麗な建物です。
今日は神社仏閣周りです。次の訪問地は、九州の右上に耳の様に飛び出た国東半島の山頂(721m)近くにある両子寺(ふたごじ)というお寺に行きます。山を登って駐車場から本堂へ行きます。小雨のせいか、人影も無く静かな境内です。
境内から逆になりますが山門方向に階段を降りると一番下に石造りの仁王様が有り、有名です。
二体の阿吽の石像は作者は不明ですが江戸時代の作らしいです。近くで見ると力強いです。
高さは230cm位で威厳があります。上は阿形像、下は吽形像です。
参道を登っていくと奥の院が有ります。規模は小さいですが趣のある京都の清水寺風の建物です。
このお寺が有る山頂を目指そうと登山道具も用意してきましたが、ここから往復で2時間余りかかるという事なので今回は断念しました。山を下りて今日は「道の駅くにみ」にて車中泊します。近くに浜が広がる道の駅ですが人も少なくTV電波もかすかに入る道の駅です。
1月19日木曜日です。今日は朝から曇り空で風も有り何か寒いです。チョット釣りをしようと国東半島周りを探してみます。近くの殆ど売り切れのヤマザキデイリーストアでおにぎり1個購入して車で見て周りますが、浅い堤防が多いです。という事でお昼近くになってしまいましたが、結局もといた道の駅の近くの熊毛港の堤防で竿を出すことにしました。
天気が良ければ四国が見えますが・・・。潮は中潮で13時位に満潮をむかえます。撒き餌をしながら北風に耐えて頑張ってはみたものの何の当たりも無く、3時間半粘りましたが寒さと孤独感に耐えられずに撤収しました。今日はすぐ近くの「道の駅くにさき」にて車中泊です。
1月20日金曜日の朝は久々の晴れです。今日は小京都で旅のポスターなどにも利用されることが多い杵築の城下町に行きます。
先ずはお城に登ります。駐車場からお城正面へ行くと朝9時からの開門?とのことなのでお城の全景とそこから見える瀬戸内海を眺めます。
開門となり天守閣に登ります。定番ですが天守閣迄の間はお城の歴史とか武具とかが展示されています。天守閣に登ると川をお濠代わりに利用した城下町が一望です。
晴れると綺麗ですね。次は有名な坂の街に行きます。町営の駐車場に停めるとすぐそばが有名な坂です。
平日の午前中なので人通りも少ないです。「酢屋の坂」を上ると武家屋敷が有ります。土塀に囲まれた静かなたたずまいです。
先ほど登ってきた「酢屋の坂」の上から向かいの「塩屋(志保屋)の坂」を眺める景色です。
反対側の「塩屋の坂」から見るとこんな感じで、この二枚セットがよく雑誌とかで紹介されます。
杵築の街は谷に商店と街道が走り高台に武家屋敷と庶民宅が造られています。その高台からはお城も一望できます。晴れはいいですね。
杵築を後にしてお昼時になったので近くの大分県の日出町(ひじまち)という所に向かいます。日出町にある日出城址の下に広がる海には、海底から真水が湧き出している海域があり、そこで獲れるマコガレイが非常に美味だったことから、日出産のマコガレイを「城下(しろした)かれい」と呼ぶようになったとか。地元の料理屋さんを探してメニューを見ると、なんとカレイの定食が5500円~と。カレイにこの金額はチョット厳しいかな。と思いパスです。
別府温泉に行くことにしました。別府の街に入り山側へ登っていきます。目指す温泉は明礬(みょうばん)温泉というお湯を目指します。
明礬湯の里に着くと、明礬や湯の花を採取していた藁で出来た小屋が有ります。
中はこんな感じで地面の中から湯ノ花や明礬が採れるそうです。
さてお目当ての温泉ですが、ここの明礬温泉には泥湯のある「別府温泉健康ランド」と白濁の硫黄露天風呂の「大露天岩風呂」が有りますが、今回は「大露天岩風呂」に入ります。600円を払って早速お風呂へ。
内湯も硫黄臭でいい感じの白濁の湯です。すぐ隣に露天風呂が有ります。どちらのお湯も
ph2.2で強酸性です。次回は泥湯にチャレンジしてみたいと思います。
温泉に入った後はデザートを頂きます。ここから少し山を下りたところにある岡本屋の売店に行きます。
ここは温泉卵や軽食も頂けるのですが有名なのは「地獄蒸しプリン」300円です。早速注文すると店内で食べる場合はお皿に乗せた状態で受け取ります。シロップの少しビターな味わいとプリン本体の甘味が絶妙な美味しさです。
この後、別府湾沿いのバイパスを走り「道の駅佐賀関」に到着です。ここで泊りますが、海岸の崖の上にある道の駅で強風の為に車も揺れます。
1月21日土曜日ですが曇りで寒いです。佐賀関半島の先端にあり日豊海岸国定公園を一望できる関崎開星館に行こうと岬の先端の細い道を進みましたが休館の張り紙。敢え無く退散し近くの海岸に着きました。曇りですが海が綺麗です。
お昼近くになったので昼食を頂きます。有名な関サバ関アジを頂きたいと思います
この辺で食べる所はこの店位しかなく、早速入店し海の見えるカウンター席に座り、メニューを見て期間限定の「関さば関あじ関ぶり食べ比べ御膳」2200円を頂くことにしました。
店内は既に満席に近い感じです。御膳が運ばれてきました。
お刺身は3切れづつで、さばの刺身は珍しいので期待して頂きます。締まった身がコリコリする感じで美味しく、あっという間に完食です。
天気は次第に回復して晴れになりました。次は臼杵にある石仏を見に行きます。臼杵市内から少し山間に入った所にあります。入園料550円を支払い早速入場です。
山の谷あいに掘られた石像がいくつも有り、国宝です。
造られた人も時代も定かではありませんが、平安から鎌倉時代の作らしいです。
雨や風で劣化しないように屋根がついてます。最後の所に各石仏の仏さまの役割をもとに内閣の布陣が張り出されてありました。
臼杵の市内に向かいます。街の真ん中の臼杵市観光プラザの駐車場に停めると目の前に臼杵城跡があります。
街中の風景はこんな感じで、レトロ感を出そうとしてます。この八町大路という道を進んで左手に曲がります。
「二王座歴史の道」という武家屋敷と寺院が立ち並ぶ道が有ります。
石畳と石垣に囲まれた旧家が並びます。人も少なく青空が綺麗です。この道は100mくらいしかありません。
夕方近くになりましたので、次の宿泊地に向かいます。今日は佐伯市から少し奥に入った所にある日帰りに入浴施設が併設された「道の駅やよい」に泊ります。ここも電波が弱いです。
1月22日(日)で晴れです。朝、7時45分に出発して佐伯市内を抜けて市内を流れる堅田川の側を通ると、川の水面から水蒸気が立ち上る気嵐が見られました。写真に残せづに残念です。
更にリアス式の海岸を進み鶴見方面に進んで広浦という港に着きました。この半島に来る途中も釣り人が既に竿を出してました。もっと先にも半島は伸びていますが、半ばの広浦港は車も近くに停められるのでここの西側堤防から外に向かって釣りをすることにします。
小魚が足元に泳ぎ水温が高く魚の活性化が望まれます。小アジはそこそこ釣れますが大物の当たりはありません。
この後、釣れたアジを生餌に通称ぶっこみ釣りで大物を狙いますが残念ながら当たりは有りませんでした。景色は抜群ですが、午後2時位になると曇りで風も出てきて雨になりそうなので切り上げます。
ここから海岸沿いに進みますが、険しい崖の上の細い道です。対向車が来たときはどちらかが後退して通れる所に行かなければなりません。
そんな道をを走り「道の駅北浦」に到着しました。すっかり雨になりました。
1月23日月曜日の朝は雨ですがもうすぐ良くなる予報です。天気予報では大寒波が来るとの予報が有りますので、少し南に行っておきます。ノーマルタイヤで雪道になったら大変。
延岡に着きます。街中のイオンの駐車場に車を停めると目の前にドーンと煙突が!旭化成の煙突みたいですが迫力があります。
もう少し南に日向岬に到着しました。この岬には細島灯台があります。日向灘から太平洋の安全の為、日々照らしします。
この日向岬を更に奥へ行くと「馬ケ背」という奇岩が連なる海岸が有ります。
途中には上から入り江を望む場所が有りますが、足元はガラス張りで怖いです。
ここから下を見るとこんな感じで両側の断崖は柱状節理の岩で真ん中を波が打ち付けます。
更に先端に行くと岬全体が柱状節理の奇岩に覆われた展望台に着きます。晴れなら綺麗です。
車に戻り、更に南下します。途中の美々津という小さな町に昔の街並が残っているとの事で行ってみましたが、あまりぱっとせず、電柱も残されたままで残念でした。
今日は更に南下し宮崎市内を目指しますが、その前に知人の会社訪問です。宮崎市内から山の方に16kmほど先の高岡という町に進みます。大きな道をそれて更に進むと丘の上に立派な会社が。丁度、17時を回ったところで社員が次々と出てきます。
宮崎市内に戻り上野町という繁華街の中に宮崎市営駐車場が有りトイレも有るのでそこに駐車して宮崎の美味しいものを戴きます。
先ずは、宮崎と言えば地鶏が有名ですので食べに行きます。
「ぐんけい本店 隠蔵」という立派な門構えの店に入ります。予約が無いと普段は入れない人気店らいいですが一人なので入れました。
中に入ると二階の大広間の中の小さな机の座敷席へ案内。同室では7~8人のグループが飲んで騒いでます。できればカウンター席みたいのがあればよかったかな。でも予約なしだし。
早速注文です。これがまたよく回転寿司店に有るタブレット端末から注文するパターン。店員さんに聞きながらやっと注文です。
地鶏炭火焼き1520円を注文。美味しいです。弾力のある鶏肉と炭火の炭の味が少し着いた塩味が美味しくワサビの薬味を付けると尚美味しいです。
次に注文したのは、ももたたき800円です。鳥の生肉は抵抗あったのですがこちらでは普通にスーパーなどでも売られています。
これも、酢醤油で頂きましたが、さっぱりとして美味しく頂きました。もちろんビールと焼酎お湯割りも頂き満足の4450円でした。
さて、街中を散策して2件目に行こうかどうしようかと考えていましたが、中々普通の飲み屋さんは何処に入ったら良いのか解らず、宮崎のラーメンを食べて帰ることにしました。
宮崎ラーメンで有名なのは辛麺で、その店を発見してしまいました。「元祖辛麺屋桝元」という店で赤色の入り口が辛そうです。
中に入りカウンター席に座り早速注文ですが、この辛さレベルが1から25の激辛まで選べ、麺もこんにゃく麵という蕎麦粉と小麦粉で作った麺が売りみたい。以前に知り合いが辛さレベル3を食べて普通の辛さだったとの情報が有りましたので辛さ8レベルで注文しました。25の激辛レベル迄はまだ遠いので大丈夫かな?と思いドーンと、はいお待ちどうさま。
味は辛いです。上にはかきたまが辛味を押さえようとしてますが、容赦ない辛さです。
麺は弾力のある麺ですが、それでも辛さがしみてきます。味付けは美味しいのですが、辛すぎてスープは少し残しました。1000円です。
という事で駐車場に戻り就寝ですが、辛さで胃腸が反応してトイレに。この駐車場で良かったです。
1月24日火曜日、曇りです今日から天気予報で大寒波とのことです。朝から寒いです。
昔は新婚旅行先で有名な青島に朝9時に着いてしまいました。人は数人で青島へ向かう道の土産物店も営業前です。青島へ渡る砂で出来た道は強風で波しぶきがかかります。
もう少し前進します。強風で体が飛ばされそうです。
波のかからないとことまで更に進みます。まだ潮が引いてないので、島を取り囲む有名な奇岩「鬼の洗濯板」は見えません。島の右端にある鳥居を目指します。
鳥居をくぐり抜け島の中央部に行くと、青島神社の社殿が有ります。朱塗りの綺麗な建物。
天候は回復してきました。手を合わせてお祈りします。右手に通路が有ります。絵馬で出来たアーチ状の通路です。
更に進むと祠が見えてきます。南洋の樹木に囲まれて何とも言えない雰囲気です。
祠の隣に石が祭られていて、この石に青島の海岸で拾ったタカラガイを置いてお祈りすると願いが叶うそうです。私も置いてお祈りしました。
青島の海岸を少し散策し戻りますが、まだ風は強いです、鬼の洗濯板は少し見えてきました。
青島を出て更に南下する途中の道の駅フェニックスに展望台が有ります。逆光ですが鬼の洗濯板とビロウジュというヤシ科の亜熱帯性植が趣きを出してます。
南へ進み鵜戸岬にある鵜戸神宮に行きます。ここには車ですぐそばにまで行けますが、山越えの少し遠いルートもあります。事前にルート確認しましょう。
もう少し進むと山門が有ります。こちらも朱塗りの綺麗な建物です。
山門をくぐり抜けると太平洋が見渡せ波が岩に打ち寄せます。
急な階段を下りていきます。
降りてすぐの左側の自然の洞窟の中に本殿が建っています。安産・育児などの神様らしいです。海側の亀岩に玉を投げ入れると願いが叶うとか。。。
日南から少し内陸へ入った所にある飫肥という城下町の城跡に行きます。飫肥城の駐車場に入ると雪が舞ってきました。風花というものでしょうか。
中の建物は殆ど無く、すぐ隣は小学校が有ります。階段を登り昔の天守に向かいます。
天守跡には古びた門と今では大きく伸びた樹木が有るだけです。
かつての面影は無く、静かに時が過ぎていきます。と思いきや何かの撮影でドローンがブーンと音をたてていました。
城下町に降りると道路わきに溝が造られていて鯉が泳いでます。
近くに日南酒造会館というこの地域の焼酎蔵が造った焼酎が揃っていて、利き酒も出来ます。車なので残念ですが。気さくな感じの女性販売員に色々教えて頂き宮崎焼酎を2本購入しました。
超寒いです。今日はここからすぐ近くの「道の駅なんごう」に泊ります。明日の朝の気温予想はマイナス4度です。今夜も冷え込みます。
1月25日水曜日の朝は冷え込んでますが晴れです。今日は都井岬に向かいます。途中の道は小さな南国の情景を造り出そうという思いが伺えます。
更に進み断崖の上の道を進みますが、景色は綺麗です。
都井岬に入る道で私設の料金所が有り400円を払い進みます。岬の殆どが私有地の様です。
先に進むと海が見える丘の上に出ます。対岸には石油備蓄基地が遠くに見えます。
更に進み、一番奥に灯台が有ります。入場料200円を払い入りますが、手すりが老朽の為に灯台には登れないとのこと。外から見ます。白い灯台と青空と青い海が綺麗です。
ここから見る太平洋です。今更ですが広いです。逆光ですが。
ここへ来る途中も居たのですが、帰り道に馬の一団が道路封鎖です。かわいいです。
少しよけて頂いて通り過ぎます。この岬全体が牧場で至る所に放牧している馬がいます。ついつい車を停めて見てしまいます。他の観光客も見てます。
馬に挨拶し内之浦に向かいます。ここ内之浦はロケットの発射場が有ります。種子島の発射場の方が有名かもしれませんが行ってみます。内之浦は固体燃料、種子島では液体燃料を使用した使い分けがあるようです。
受付の方に見学を希望と伝えると住所氏名などを規定用紙に記入し許可証がもらえます。これを車の運転席前に置いて中に入ります。確かにアップダウンの激しい所で車でないと大変です。
入ると直ぐに「日本の宇宙開発の父」糸川英夫先生の像があります。
更に奥へ進むと大きなパラボラアンテナが有ります。見上げるとかなり大きいです。
更に王へ進むと、このパラボラアンテナと発射場が一望できる丘につきます。
左下にある縦長の赤と白の建物が発射場です。アップ写真はこんな感じです。なんかワクワクします。
発射場の近くに行ってみます。発射台とM-V1ロケットが展示されてます。
晴天の内之浦宇宙空間観測所を後にして九州最南端の佐多岬に向かおうと思ってましたが、昨晩の雪が残っていて道路チェーン規制で錦江湾側のルートに変更です。大隅半島を国道448号線で横断しますが途中の新田峠は雪が残ってました。ノーマルタイヤの為ゆっくり慎重な走りです。
この峠の近くにエメラルドグリーンの滝壺が作り出す神秘的な「雄川の滝」という場所が有りましたが積雪でチェーン規制も有り今回は断念しました。次回の楽しみとします。
峠を降りて、ねじめ温泉ネッピー館で温泉につかり、道の駅根占で車中泊です。明日は最南端へアタックです。
1月26日木曜日です。天気も晴れで上々です。錦江湾と開聞岳を右手に見ながら南へ進みます。佐多岬の駐車場に着く前に最南端のオブジェがあります。気が早いです。
佐多岬の駐車場から見る展望はこんな感じで、先まで行けます。
トンネルを貫けて山道を進みます。途中に神社があります。
亜熱帯の樹木に覆われた鳥居を抜けると御崎神社があり、縁結びのパワースポットらしいです。
この先を進むこと5分位で最南端の岬に到着です。
本土の南の端にに到着です。更に先が有りそうですが行けるのはここまでで灯台が見えます。
駐車場に戻り売店に行きます。北海道の周遊でも紹介しましたが、本土4極の内、最南端の本土4極踏破証明書をもらいます。
これは無料でもらえます。あと一枚はこの九州一周の後編で達成できればよいと思います。
ここからは、錦江湾沿いを北上すると桜島が見えてきます。
進むにつれて桜島が少しずつ大きく見えてきます。
桜島に入り昭和33年の噴火で神社の鳥居が埋もれてしまった。噴火の大きさがわかります。
更に桜島の噴火や溶岩は有村溶岩展望所で見られます。溶岩石の間を縫うように道ができていて桜島が眺められるところです。
道は火山灰で覆われて車などに積もると大変です。
次はあの長渕剛が野外コンサートを行った所でオブジェが有りました。
今日は道の駅桜島に泊ります。道の駅には巨大な桜島大根が売られていました。
猫も寒そうです。
桜島の噴火は頻繁に有り近くの「桜島ビジターセンター」によると1000m以上の噴煙が出る噴火が13回、噴石などが飛ぶ爆発が8回も起こっているとの事でした。
ここまでで、九州一周の前編が終わりです。門司港から桜島の道の駅までの距離は1010kmでした。前編はあまり天気が悪い日も多く、雨では無くても曇り空と猛寒波などで少し残念です。まだ寒波は去ってませんが、後編もよろしくお願いします。
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