北海道車中泊旅2024。北ルート(後編)

北海道のザックリ北と西側を周ります。前2回の北海道の旅と比べてノープランなのでルートもアチコチ飛びます。

前編の函館から層雲峡迄の距離は1764.1kmでした。後編の旅は、2024年 9月3日(火)の黒岳登山から北海道を離れる9月20日(金)の車旅です。後編の北海道一周の総走行距離は前編の走行距離を引くと2293.0kmの距離となります。

この車旅の全距離数は、東京からの往復走行距離を含めた総距離は5622.4kmで、北海道一周の走行距離が4057.1km でした。東京から北海道までの往復の走行距離は1565.3kmとなります。1カ月遅く車旅を始めたことで北海道の気温が20度を少し超える気温で晴れの日も多くこの季節が正解のような気がします。

9月3日 火曜日 晴れです。黒岳山頂の気温は12度、風は4m.晴れのち曇りの予報です。今日は予定通り7時20分のロープウェイとリフト(往復3300円)を乗り継いで 7合目まで行って黒岳山頂から石室を経てお鉢平展望台に行くルートで総距離8.1km標高差695mの往復 ルートを計画中です。ロープウェイの山麓駅駐車場には朝6時前から続々と来ています。6時半頃には20台位になりました。山にはトイレがないので麓で完璧に済ませてから登りたいと思います。黒岳山頂1,984mアタック開始です。7時20分発のロープウェイ定員101人乗りに登山客7人で乗り標高670mの山麓・層雲峡駅から出発します。

標高1,300mの5合目・黒岳駅に7分でで到着します。楽ですね。

黒岳駅の屋上に登ると展望台になっていて今から登る黒岳と連山が見えます。正面に黒岳の姿が見えます。青空なので綺麗です。

黒岳を中心に連山が広がります。ここからだと黒岳が一番高いですね。

200m 先の標高1,320mにある黒岳5合目リフト乗り場から、標高1,520mの黒岳7合目に15分乗って7時55分到着7合目 展望台に着きました。 雲ひとつなく 快晴で絶好の登山日和。 

朝8時10分にロッジの施設の横にある入山リストに記入し登山開始です。 黒岳山頂までは1時間半の道のりです。

最初は石で組み上げられた階段状の登りが続きます。

少し登ると大きなゴロゴロとした石がある上り坂を登ります。体力いります。

木の板で階段状にした道が延々と続き更に登りが延々と続くので結構 つらいです。 昨年登った旭岳と違って、今何合目かが余り表示されていないので張り合いがないです。 直射日光を浴びて急坂を登ると体力がいります。既に汗だくです。フリースとか持ってきて損しました。

 ぜいぜい 言いながら登ります。でも振り返る景色はすごくきれい。登山道の脇には青い花が咲いてます。大雪トリカブトと言う花で猛毒だそうです。途中で若者女子のソロ登山者に抜かされます。

9合目からは大きな石が重なる道に変わります。すごく歩きづらいです。招き岩が左手に見えてきました。 山頂はもうすぐだと思ったところから、また もうひと登りです。

あと少しで頂上です。ハアハア息をして登り山頂らしきところが見えます。

来ました。やっとのことで9時30分黒岳 山頂 1984m に到達しました。山頂の真ん中に黒岳頂上 一九八四と書かれた山頂標識が立ってます。 まずは記念写真。 

山頂の全景はこんな感じで岩のゴロゴロしている草木の生えていない場所です。

周りの山々がとても綺麗です 。雲ひとつない青空で眼下の先には山々が見えます。正面には白雲岳・北海岳・お鉢平の先に少し旭岳が見えます。雪渓も見えます。

登って来た方向も山が綺麗です。中国人の親子が登ってきました 子供は シャツに短パンとスニーカーでお父さんも T シャツにスニーカー お母さんは タンクトップにズボンにスニーカーです。恐るべしです。

まずはおにぎり1個 頂きます。山頂のご飯は最高です。山頂の祠にも安全祈願します。

石室方面には木々はほとんどなく低い草花で覆われてます 。頂上は風が冷たいのでシャツ 1枚だと汗をかいているので体がすぐ冷えます。レインを1枚羽織ります。 9時55分、そろそろ石室に出発します。

下り坂を降りていきます。なだらかに見えますが、振り返ると急坂です。

ウラシマツツジが紅葉しています。絨毯のようです。

大きな石がゴロゴロしていてとても 歩きづらいです。 しかも 石が動くので難儀です。その先に石室の山小屋が見えます。

難儀を超えて、かなり降りた所の窪地に石室山小屋が右手にあります。山小屋のすぐ裏手には桂月岳があります。

山小屋は10時40分に到着しました。ここには売店も有ります。バイオトイレもあって用を足した後に自転車のペダルを20回漕いで攪拌させます。面白いトイレがあります。

山小屋の人に聞いて 北海道第2の高さを誇る 北鎮岳へは、かなり急な上り坂を1時間以上かけて登らなければいけない為、 その途中にあるお鉢平という カルデラ火口が見渡せるところに行くことにします。10時50分に御鉢平に向けて出発します。奥の道に進みます。

右手に 北鎮岳を見ながら進みます。険しそうに見えませんが往復2時間は厳しいです。

昆山植物も足元に広がります。左はチングルマで花が終わった後で右はウラジロナナカマドの実をつけたものです。

山と青空と草の緑の中を歩きます。

火口から流れてくる川 が 谷底に見えます。 振り返ると遠くに黒岳山頂が見えます。

あと少しのところで難所があり 急な上り坂、しかも大きな岩をゴロゴロした中を登りす。

11時45分御鉢平展望台に到着してしておにぎり休憩。ここにも バカップルがいて外人ですが 標識のすぐ前で座り込んで話してました。 写真が撮れません。後で撮りました。

火口の全景です。この火口の淵を一周できますが今日はしません。途中でテント泊して旭岳に縦走する人が多いそうです。

ヒグマのアンケートに答えている最中も硫黄の匂いがします。噴火口の中を覗き見ると黄色に変色した硫黄の吹き出し口が何箇所もあります。大きな噴火口です。 

この周りを一周するコースは かなり岩がきついです。 上り下りを繰り返しながらの1周になるのでまた今度です。

12時11分御鉢平出発します。来た道を戻ります。最初のいわばはきついですが後は小さい岩のゴロゴロした中を歩き 滑りそうになりながら歩きます。

石室分岐に到着しました。13時丁度です。

ここから急な上り坂で大きな岩がゴロゴロした中を登っていきます。

途中でイワギキョウの花が咲いてます。

13時30分再度黒岳山頂に到達。逆光なので反対側の山頂標識を撮ります。

頂上の先端に立つと麓と多くの連山が見渡せます。 リフトの建物も小さく見えます。 

14時ちょうどに下山開始です。リフト迄1.7kmを下ります。

上りの体力勝負と違って下りはひざ関節との勝負です。 上りと違って日陰になっていたので 暑さは多少 暑いかな?ぐらいです。

休みながら下山して15時10分 7合目の登山口に戻り、記入した登山届に下山した時間を記入します。7号目 ロッジの売店を見ましたが余り良い物も無くパスします。

リフトに15時25分に乗ります。15分で7合目の黒岳駅まで下ります。楽ちんです。

ケーブルカーは16時00分発です。黒岳駅の待合所は外国人(中国人)の観光客が多かったです。プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんのポスターと熊がお見送りです。

無事に麓まで降りてきました。この後、層雲峡の中心部にある黒岳の湯という温泉 600円に入り 汗を流し 気持ち良かったです。国道39号線と旭川へ向かう無料の自動車専用道路を走り20時に 旭川の道の駅に到着しました。

9月4日水曜日 晴れです イオンに寄ってゴミ捨てと食品を購入し、味噌ラーメンよし乃本店に行きました。11時開店に合わせて駐車場(30台)に停めて店の扉を開けるといきなり満席です。店内で席が空くのを待ちます。15分位するとカウンター席に案内され味噌ラーメン900円を注文します。

店は味噌の香りで充満して、食欲をそそります。味噌ラーメンはもやしがどっさり乗っていて、スープは濃い少し辛味のある味噌味でにんにくを効かせた濃厚な味で麺は細麺です。美味しいです。どんどんいけます。もやしに味がついてないのでスープと合わせて食べます。完食です。次々とお客様が来ます。納得です。これはうまい。この時は知りませんでしたが、このよし乃という店が旭川の道の駅のフードコートに出店していました。味は同じかな?

今日は昨日の登山疲れが残っているので、ゆっくりします。美瑛にあるパッチワークの丘に行きます。 青空なので楽しみです。まず最初はケンとメリーの木で遠くから写真を撮ります 。青空なので、やっぱり綺麗。木の真下に人がいますが そこからでは その木が全体に映らないと思います。

かしわ園公園はカシワの木が生い茂る高台にある公園で雄大な十勝岳連峰やパッチワーク模様の丘が一望でき、見晴らしの良い所です。

次にセブンスターの木に行きます 。ここは意外と人が少なかった。 道路越しの何てことも無い木ですが、青空で引き立ちます。

すぐ横の白樺の並木も綺麗です。 手前の畑が収穫後で土が露出しているので少し残念。

丘の上から畑を見下ろす所で写真を撮ります。ここも赤い屋根の家がありアクセントとして 空の青とのコントラストが綺麗です。 

セブンスターの丘に行きましたが 手前の そば畑が収穫されていたので木がこんもりとあるだけでした。 逆光です。 もう1つ行きましたが 地主の農家の方が観光客が畑に入り込んで来るので怒り心頭で木を伐採してしまいました。残念です。

旭川空港のそばのアップダウンの続く道を走り、就実の丘という高台に登ると、麓に農地が広がり その先に大雪山連峰が見えます。 多分 昨日登った黒岳も あります。

景色がいいのでハイエースと写真を撮ります。

この後 国道39号線から40号線を北に走り 名寄方面に行きます。 今日は途中の士別にある道の駅で泊まります。 この道の駅は街中に有るので居酒屋さんに行こうと思います。

街の飲み屋街は昭和レトロの趣きが有ります。この中の居酒屋さんの「串焼きむさし」と言う店で飲むことにしました。女将さんと息子がバイトしてるようです。少し後で娘さんも登板しました。店内にはギターが置いてあります。

とりあえず生中と枝豆と串焼きのセイニクを食べます。柔らかい、もつ美味しい、とりかわサクサク、豚串、砂肝、ハートとどれも油べったりしてなくてサクサク食べれて激ウマです。豚と牛のサガリとホタテも美味しく、またもつをリピートして12本全部おいしかった。あとビール500円もハイボール500円も全部凍ったグラスで出てくるのが嬉しい。お酒は生中とハイボール三杯頼み全部で4880円で美味しかったです。また行きたい店です。車に戻ります。

9月5日 木曜日です。11時半の開店に合わせて士別の道の駅から北へ 7キロほど行った多寄という駅のすぐそばにある 「手打ち蕎麦処淳真」に行くことにする 。国道40号線沿いにあり開店と同時にお客が次々と入って来ます。

注文したのは ピリ辛肉つけそばの 中盛り 1300円。 この店はこだわりのある店で、蕎麦は有機自家製や製粉・水など色々あります。

出ました。大きく盛られた蕎麦に刻み海苔がかかりつけ汁は熱々で豚バラ肉が多く入った濃いめのだし汁。 つけながら食べてピリ辛がちょうどよく美味しかった。 最後はそば湯をつけ汁に入れて飲む。 満腹です。

名寄市内に行きます。その途中の道の駅に自衛隊の装甲車が停まってました。格好いいです。

名寄市内にある「名寄キャンプ」という自衛隊関連商品の店に行きましたが残念ながら臨時休業ということで お休みです。何で?

とりあえず名寄に来たのでJR名寄駅に行きます。人はいません。

 国道40号線をひたすら北へ走り天塩中川にある道の駅で泊まりです。 天気が悪くなってきました。 時折 大粒の雨が落ちてきます。 天気予報によると 今夜が雨のピーク みたいです。天塩中川の駅も誰も居なく淋しい駅です。

町内のポンピラ·アクア·リズイングというホテルの日帰り温泉400円で温まります。街の雰囲気からすると立派な建物です。

8月6日 金曜日 今日のの最高気温は23°c最低気温は18°cぐらいの予想です。夜は雨が降りましたけど朝から晴天です。 今日は国道40号から道道541号線を問寒別方面にいきます。出発時間は10時です。道道541号線から道道583号線は両側に牧場が広がる中を走っていきます。

道道583号線から道道785号線を通り ますが、白樺の樹林帯を走り抜けます。

山の中に向かって走ります。 とても気持ちのいい道で舗装状態も上々です。車はたまにトラックが通る程度で知駒峠に差し掛かると遠くに敏音知岳704mなど山々が綺麗に見えます。

更に走り浜頓別近くのクッチャロ湖に着きます。から 浜頓別 へ抜け国道275号線を走り

浜頓別の街のオホーツク海沿いの国道238号線を北上し、何回も行ったエサヌカ線という直線道路に行きます。何もありませんが道が真っすぐで北海道らいい景色です。平日なので車も少なく両側に牧草地の平原が広がり、真ん中に一直線に伸びる道路があります。

横には草原が広がります。

1950年代?のアメ車も映えます。ハイエースも青空の下で写真を撮ります。

道の先の方が 蜃気楼のように消えて行って 空の青と混ざって区別がつかないようになっています。 まるで空の中に道が消えていくようです。 

この辺の海は帆立の漁が盛んで特に有名な猿払町でホタテを買おうと思います。いつもの道の駅にある猿払丸ごと館に行きましたが小さなS 2サイズしかないと言われ、漁協の直売所に行きましたが、ここも S サイズが最大とのこと。

どこかに無いかと聞いて戴くと「海鮮ひとめぼれ」という店で M サイズのホタテがあるということなので行くと 4700円 税込 1kg を購入しました。家に着いたら美味しく頂きます。

この国道238号線沿いのオホーツク海に面した道から海を見ると海岸に釣竿がいくつも建てられていて テントや ワゴン車やキャンピング車などが海岸にあります。皆さん時鮭を狙っているそうです。 今年は水温のせいか全く釣れないそうです。 漁師さんも取れないそうです。

 ここから内陸に入り 宗谷丘陵と呼ばれる氷河期に削られた地形がある道道889号線を行きます。 低い 熊笹と大きな木はあまりなくモコモコとした絨毯のような地面が波を打つように広がります。

高台には大きな風車が 風力発電の風車が数多くあります。 黒毛和牛もいます。

そこを走り先に行くと見落しがちな看板に白い道とあり、細い道に入ります。 昨年も来たので何とか分かりますが、 最初に来る時は迷います。 白い道に着くと青空と白の道のコントラストできれいに映ります。 と思いましたが逆光で白が灰色に見えてしまいます。

白い道を先に下り坂の右手に利尻島が見えます。 ちょうど白い 道が海に続いているような風景で綺麗なのですが残念なのは逆光でした。白い道、青い海、青い空を撮りたかったです。

この後最北端の宗谷岬にはガス欠寸前だったので行かずに稚内の市内に戻りガソリン満タンと スーパーで買い物をして稚内の道の駅に着きました。 この道の駅は 稚内駅に直結したところで いつも混んでいます。今日も 駐車場は満車です。

この後、道の駅から徒歩5分くらいの所にある「居酒屋 たか」という老夫婦の営業している店でお酒と焼き鳥を美味しく頂きました。

9月7日 土曜日 朝から晴れで少し風が強いです。 明日、「日本最北端わっかない平和マラソン」があるので選手の人が続々と集まってきてるようです。 朝9時に稚内駅の洗面所に行こうとすると、かつて埼玉県庁の星のと言われた川内優輝選手(招待選手)がいました。 川内選手は観光案内所で自転車を借り、ママチャリでしたが駅から時計を確認してスタートして行きました。 コースの下見ですかね。 あと駐車場にも明日のランナーらしき人が男女数名がいました。 次に 丘の上にある稚内公園に行きました。 登ると樺太の記念碑があります。

海側を見ると 稚内市が一望でき 利尻・礼文に行くフェリーが見えます。かつての樺太に行く時に使われた航路の冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドームが見えます。

次に行ったのは昨日にガス欠寸前で行けなかった宗谷岬に行きました。 風が強くでも観光客は多くて ライダーも多かったです。

宗谷岬灯台の横の道を登り昨日行った白い道に行きました。 

逆行 だったので どうかと思ったんですが、流石に今日は観光客も多く、しかも空気中に水分が多いせいか くっきりとした写真は撮れませんでした。

稚内から日本海側に行き 途中の抜海駅という駅に行きました。 木造の古い建物で 駅舎も無人です。  この駅は日本最北の無人駅です。

映画のロケにも使われたということですが何の映画かよく分かりませんでしたが、後で調べたら「南極物語(高倉健主演)」「北の桜守(吉永小百合主演)」でした。 

次は 道道106号線を南下し右に利尻島を見ながら左は牧草地や原野の道を走ります。

この道は宗谷サンセットロードという名前から先に進むと日本海オロロンラインに変わります。 風が強く吹いていて日本海は荒れて茶色く濁っています。 

途中で内陸の道道444号線を入りサロベツ原生花園に行きましたが 、昨年見たのでスルーしました。次にパンケ沼という所が良さそうだったので行きましたが、駐車場に観光客は誰もいません。パトカーがいました。

木道を100m ぐらい歩きます。 先に船着き場のような所があり そこから沼を見るのですが遠くに利尻島が見えます。

沼の先には風力発電の風車も見えます。正面からの強い風で体が押されます。 波しぶきも被りますので早々に引き上げました。

次はお風呂です。 豊富温泉という 豊富町にある温泉で家にある温泉の本にも載っていました。 本には川島旅館が いいと書いてありましたが、安い地元の「ふれあいセンター」のお風呂にしました。

豊富温泉は大正14年より、石油の試掘を行ったところ、翌年5月に地下約960mの地点より高圧の天然ガスと共に43℃のお湯が噴出したことから開湯した温泉です。 510円を払い中へ入ると一般の浴場が42度ぐらい。もう1つが湯治のお客様が入る浴場で38度ぐらいの2種類があります。まず一般の浴場に入ります。 浴室は石油の匂いが浴場一杯に立ち込めています。 お湯は表面に油が浮いていて、色は黄色っぽい褐色のお湯です。地下で原油と混ざった温泉が湧き出ていて、以前は原油も売ってたそうです。泉質はナトリウム線です。 念のため服を一度着て湯治者用の38度の温泉に入りました。 まあゆっくりできます。 こちらの方が 石油の匂いが強い気がします。 温泉から出た後も水で体を流しましたが石油の匂いがずっとします。 

今日は天塩川の夕陽を見てから道の駅の天塩で泊まりました。

9月8日 日曜日 晴れです。 でも少し風が強いです。先日、名寄の自衛隊払下げの店に行った時に臨時休業だった名寄キャンプという店に行きます。途中の道は白樺の樹林と人はいなく北キツネのみです。

名寄市内に着くとイオンで翌日のパンなどを買ってコインランドリーで洗濯をします。 全自動で1000円入れると1時間後には乾燥まで出来上がります。この時間を利用して 「名寄キャンプ」に行きますが駅前の通りが歩行者天国で入れません。嫌な予感がする中で少し離れたところに路上駐車し、歩いて名寄 キャンプに行きました。 店に入ると 迷彩柄の衣服や小物が並んでいますが、よく見ると自衛隊の払い下げ品 という感じではなく、洋品メーカーの品やモンベル製品が並んでいる感じで期待と違いました。そうじゃない。 払い下げ品の安いものを欲しかった。 これだとアメ横の「中田商店」で 米軍などの払い下げ品を買った方がいいと思いパスです。

この後、 士別から国道239号線を羽幌方面に進み「 霧立亭」という蕎麦屋に15時5分に到着しました。すると暖簾を下げるところで、15時迄と営業時間が書いていました。 残念。結局 ほとんど何も食べず羽幌まで来ました。羽幌の道の駅に停めて、早めに食べに行きます。

毎年来ている「居酒屋酒菜や醍」に行こうと思います。17時15分位に行くと既にお客さんと 予約があって 満席です。  なんとかカウンター席を用意してもらって1時間限定で飲みます。

 刺身と色々 美味しいものを頼み、お酒も男山など美味しいです。 

帰りにラーメンを食べて帰ろうと思い探しましたが閉店していて、やむなく車へ戻りました。 車のドアを開け居酒屋ハイエース開店です。風があるので虫が来ません。 缶チューハイ や ポテトチップで乾杯。 風が心地よい雰囲気です。 目の前の川の先に焼き鳥の居酒屋が あります。お客さんがいっぱいるようです。

9月9日 月曜日です。晴れです。 昨日より少し風は弱くなりました。 朝から日差しが強いです。 今日は羽幌の甘エビを買いに「北のにしん屋さん」に行きます。 残念ながら冷凍の甘エビの入荷が少ないということで売り切れてました。

港にある「きたる」という 漁協直営の店に行きます。

中型の甘エビが500gで3000円で売ってましたので食べたことが無い白貝 1500円 と伴に購入し発送しました。白貝は店の人がレンジでチンして食べられると言ってましたが、少し生臭いので酒蒸しにしたら美味しく頂きました。 

日本海オロロンラインを南へ走ります。

昼時になりましたので小平町にある食事処「すみれ」に行って海鮮丼を食べようと思ってましたが到着するとなんと定休日ということで残念です。

近くにある小平町の道の駅で昼飯をどこで食べるか考えます。日本海の海は冬には荒れます。

留萌にある「富丸」という 漁師料理の店に行くことにします。ネットを見ると14時迄の営業ですが何とか13時半に到着です。 店の中に入ると何故かがらんと。メニューはこれだけと出されて店の人にラーメンと海鮮チラシのセットは?と聞くと 売り切れましたと。 しょうがないのでホタテ丼1980円を注文しました。

出てきたのは どんぶりにこん盛りとホタテ15粒くらいが盛られ、小鉢にホタテの紐の煮物と甘エビの頭の味噌汁がついてました。 食べても食べても帆立が出てきて、かなり量が多くてお腹いっぱいで、ある意味満足しました。 美味しかったですがラーメンと海鮮丼セットが食べたかった。 

次に 旧JR留萌駅に行きました。 ここは 昨年の2023年度末に廃線となりました。かつての駅舎は残ってはいますが入れません。駅のホームもガランとしてます。

 線路には雑草が生えて、留萌駅の看板は剥がされ、このまま荒れて行くんだろうなっていう感じでした。 FMの放送局が駅舎内にありましたが今はどうなっているのでしょうか。

駅を出て駅前をぶらりとすると「留萌駅前自由市場」と言う所があり、 そこには安くて新鮮な鮮魚店が入ってます。他に揚げ物店や 産直の野菜類やコーヒーショップなども中であって 昭和レトロな雰囲気がする市場です。 

車に戻り留萌の道の駅で少し休みます。 1時間ほど休んでしまいました。 16時に出発し北竜町のひまわりで有名な道の駅に行き、併設されている日帰り温泉の施設 500円に行きました。 ナトリウムたっぷりの温泉で汗を流しました。 今日はここで泊まりです。

9月10日 火曜日 晴れですが風が強いです。今夜は雨になる予定です。 新十津川に金滴酒造 という 酒蔵屋さんがあって100年以上の歴史があるそうです。 店構えはいかにも 古そうな感じで辛口のお酒「きたしずく」と昔からある 金滴という地酒を買ってしまいました。

滝川市にある高田屋という店に行きます。ここはチャップ飯という食べ物が人気です。注文は早速チャップ飯 卵乗せ 900円を注文します。 目玉 チャップと言うらしいです。 

どーんとどんぶりにタレの絡みついた豚バラが敷き詰められ、その上に目玉焼きが乗っかってます。 食べていくと、ご飯の中に刻み海苔が敷き詰められ、タレの濃い味がノリで緩和されます。 目玉焼きは半熟でご飯を半分食べたで時点で黄身を崩して一緒に食べると更に濃厚でまったりです。 あっという間に完食です。 

この後国道 38号線を通り滝里湖の横を走り富良野へ抜けます。山部駅辺りに差し掛かると国道の両側にメロンの直販所が立ち並びます。 昨年買った中田農園もありますが途中の大きな直売所の島田農園を見てみます。

メロンの玉が大きく山積みにされてました。 スイカ も 美味しそうです。 ニセコと比べると少し高いですかね。

さらに進むと 山崎農園という所があり入ってみるとカットメロンが売ってましたので 700円で購入しました。 店の中で先割れスプーンを使って食べます。 甘くてすごく美味しい。食べきれるか少し心配でしたが、あっという間に食べてしまいました。

さらに 富良野から国道237号線を通り旧金山駅付近で道道465号線に入ります。 金山湖が右手に見えますが天気がどんよりと曇り空 なので湖が映えません 。

根室本線は2024年4月1日(富良野 - 新得間)が廃線となりました。金山湖のキャンプ場には何組かのキャンパーがテントを張ってました。更に進んで 昨年行った映画ポッポ屋の舞台の幾寅駅のすぐそばにある南富良野道の駅に17時頃に到着しました。 

9月11日 水曜日雨です。 10時28分出発します。国道38号線を帯広に向かって走ります。 天気は曇り空になりました。途中でトマムにある星野リゾートの展望台に行こうかと考えましたが 1900円も取られるので止めて帯広へ直行します。 狩勝峠を越えると下り坂でスピードの出る道が続きます。 新得を超えて そばを食べずにラーメン「賽龍」という店に行きました。

ネットでは美味しいという評判なので チャーシュー麺の味噌を注文しました。 どんぶりの周りにチャーシューが綺麗に盛られていて 確かに 映える感じがします。 戴くと熱々なのはいいんですが味が普通の味噌ラーメンのような気がします。 美味しくない事はないんですが…。そんな感じです。 チャーシューはとろっとして美味しいです。1150円。 次はないかな。

この後、道236号線を走り途中のコメリで薪を購入。 680円でした。 更に進み学生時代に行った幸福駅は結構人がいっぱいいました。 YouTuber の「埼玉の仙人」の車もあって軽トラに樽の形をした家を積んでいます。

全体が公園のような形で、昔走っていた列車やラッセルが昔のレールの上に置かれています。

横には 昔の幸福駅があります。駅舎には願いが込められた切符がいっぱい貼られていて大分と昔とは雰囲気が変わってます。

コスモスと空が綺麗でした。

今日はこの先にある 中札内道の駅に車中泊です。 この道の駅周辺は、お菓子の六花亭に関わる博物館や美術館があるみたいです。 NHK の朝ドラ「夏空」で有名になった 坂本直行の美術館もあります。

9月12日 木曜日 薄曇りです。 道の駅出発は9時55分です。食材を道の駅の目の前にあるマックスバリューで購入し 晩成温泉のキャンプ場に向かいます。途中の道は牛しかいません。

11時半に晩成温泉キャンプ場に到着しチェックインをしますが受付がゴタゴタしてます。

料金は温泉とセットで1000円でしかもタオルとバスタオルは付いているということなのでお得なのかもしれません。

12時過ぎに駐車場に車を止めてこれから 設営を開始します。なんだかんだで14時半にやっと設営完了しました。このキャンプ場はネット評判もいまいちですが温泉はグッドです。ヨードの温泉で気持ちがいいと言う 口コミがありました。写真は周りの構造物を外してますが自然の中というより駐車場の延長の草地という感じです。駐車場のすぐ前が草地となっていてそこが フリーサイトですが そこから周りに建物や工事のプレハブなどの構造物が多く、海側にも 鉄柵がありちょっと残念です。 また 音も気になり工事の音がずっと聞こえてます。 近くの長節湖にあるキャンプ場の方に行けばよかったかなと思います。

つまみにほうれん草とベーコンと赤ウインナーの炒め物と温泉卵乗せを作り キリンラガービールを戴きました。 

16時半過ぎに晩成温泉に入ります。  この温泉は18度の源泉を加温していますが ヨードの含量が桁外れに高く皮膚病とかに効くそうです。 晩成温泉っていう名前はこの大樹町の名前と 晩成で大器晩成から考えたことらしいです。 お湯はぬるっとした茶色の透き通った温泉でとても温まります。 確かに肌に染み入る感じがします。 

5時半頃 テントに戻り 夕食の支度を開始します。 しばらくすると北キツネが現れます。 戦闘状態で人の食材を盗みに来ます。 こちらはやっと火が起こせた段階で食材を出してなかったので大丈夫だと思ったんですが ウェットティッシュを持ち去られました。

 今日の夕食はジンギスカンと鶏鍋です。 ジンギスカンは特上 ラム1200円を買いました  鶏鍋は鳥のぶつ切りと豚バラを入れて、あとは野菜を入れて、いつもの 鍋キューブで完成です。 この間もキツネが何度となく隙を狙っています。 他のテントにも侵入して何やらガサガサやってます。落ち着いて食事も出来ないので北キツネを薪を持ち100m 位 追いかけて地面を叩き遠くへ追い去りました。 その後出てきませんが 中々 ゆっくり食事は取れません。 

夜も更けて波の音だけが聞こえて、空には星がいっぱい輝いてます。もうすぐ夜の8時ですが 半袖 T シャツの上から 長袖のシャツを着てますが 、それでも風が冷たいです。 月は半月です。それから 多分10時ぐらいには 就寝 したと思います。 午前2時半ぐらいに目を覚まし 寝苦しくて寝られません。 考えた結果、 車に戻って寝ることにしました。 朝の7時半ぐらいに目が覚めました。 

9月の13日 金曜日 曇りです。バウルーでホットサンドを作りコーヒーを頂きます。10時チェックアウトなので片付けを始めながら虎と翼を見て平行処理です。 なんだかんだでやっぱり10時ぐらいまでかかりました。 ゴミは 温泉のゴミ捨て場に捨てさせていただきました。

晩成温泉から近いところに大樹航空宇宙実験場に併設された「大樹町宇宙交流センターそら」 という施設があるので行ってみました。 ここは 宇宙への試みを大樹町が頑張って支援して誰でも使える施設を目指して設置されているとの事。 ホリエモンもここの施設を利用して 宇宙開発 ロケットを作っています。 


入ると 75歳の方が出てきて 航空機の歴史から宇宙のロケットへの歴史や仕組みなどを懇切丁寧に教えて戴きました。 この施設の特徴は特別の資本や資格がないと使えないという事ではなく誰でも使える施設を目指しているということです。 頑張ってる感が伝わってきました。 土地は広いので新たに3000m 級の滑走路を作ってスペースシャトルの開発を行うことと ロケットの発射場もいくつも 増設したいということで建設中だそうです。

国道236号線を通り この街道は 別名 天馬街道 と呼ばれ 、途中の水明橋公園を超えると下り坂になり、さらに進むと JRA の競走馬を育てる牧場が両側に何件も見られるようになります。 ばんえい競馬の馬と比べるとスリムでかっこいいです。

そこを過ぎると再び 海岸線に出ます。海岸線を北上し 浦川 、静内、新冠と進みますが、かつてこの海岸線沿いには日高本線が通っていましたが廃線になりました。海岸線は砂浜ですが、 昆布が打ち上がってました 。それを拾う人もいました。今日はサラブレッド ロード新冠という道の駅で泊まりです。

9月14日 土曜日 晴れですが少し雲があります。 11時半に出発します。 今日から3連休です。国道235号線を 苫小牧方面に少し走るとJR日高本線の旧大狩部駅があります。 国道から少し入った所に車を止め、 国道の下を横切るトンネルを抜けると旧駅舎があります。

駅に着くとライダーの方々四〜五人が昼食中で、 その中を入り線路に降りて散策します。NHKBSの呑み鉄本線という六角精児さんの番組で海からの大波により線路が曲がりくねっていて 廃墟として映像がありましたが、今は綺麗にコンクリートで護岸工事されていました。

厚別川を横切る鉄橋を見に行きましたが、少々横断するのが怖い所です。 鉄橋はまだ形を残してますが、 いずれ壊れてしまうと思います。 川の河口にかかる橋は多少逆光で残念です。

次は清畠駅で、ここも駅舎はあるものの閉鎖され、草の生えたホームと線路があるだけです。

鵡川の道の駅に立ち寄り、ししゃもが有名なので美味しい土産がないか見ましたが、ししゃもの昆布巻きが1200円と高額なのでやめました。 大きな駐車場が満車状態です。日高本線は今はこの鵡川駅まで来てます。「本線」を名乗るJR線としては、一番短い路線でです。

北海道内は広いのでガソリン代がかかります。色々ガソリンスタンドがありますが安いガソリンスタンド1位は左の「モダ」で2位は右「オカモト」で他のスタンドと全然料金が違います。

次に 内陸に少し入りウトナイ湖の道の駅からすぐ近いところに 「味の大王 総本店」があります。 ここは室蘭で残念ながら営業時間終了のために食べられなかったカレー ラーメンの店です。 ここは 総本店 なので開店11時から20時位までぶっ通しで営業してます。 システムは食券でカレー ラーメン 1050円を購入。 無線のブザーを渡されて席で待っているとブザーが鳴り取りに行くシステムです。

お盆の上に カレー ラーメン。 カレー スパイスをもらい、いざ食べます。 カレースープは普通のカレーと変わりないくらいの濃いとろみのあるルーで、その中に細麺ともやし・ わかめ 刻みネギ・チャーシュー 1枚が入っています。さらに 途中でスパイスを追加すると辛味と風味が増して美味しいです。 結構辛くて汗が出ます。完食しました。

恵庭にある道の駅に行く途中に、千歳空港に到着する飛行機がまじかで見られる所が有ります。車4~5台が駐車して望遠レンズで構えてます。

9月15日 日曜日です。夜は結構 雨が降りました。 この 恵庭にある道の駅は大きな駐車場です。満車になって1台の隙間もないぐらいです。 やっぱり札幌や函館などの観光地のそばの道の駅は大変混雑します。スターバックスでトールコーヒーを飲み11時半出発です。14時頃に定山渓温泉のもう少し先にある豊平峡温泉に到着しました。 駐車場は100台ぐらいが止められるスペースが有りますがほぼ満車。 昔の小学校のような建物で入るとカレーの匂いが立ち込める。 昼食とお風呂のセットが有り、特にカレーが有名なようです。

1000円を支払い 3階の浴場に行きます。 中に入ると源泉に含まれる炭酸カルシウムや鉄分などが結晶化し、床が固まり千枚田のようになり、歩きにくいですが雰囲気はいいです。 100人は入れるという事なんですけど、 洗い場が10席位しかなく少ない気がします。 内湯は 41度ぐらいで露天風呂は39度から40度ぐらいのぬる湯でこちらは水車や自然の岩などを配置したお風呂で、ビールを買って飲んでいる若者もいました。 泉質はナトリウム 線で PH 6.7で飲泉も出来るようでしたが やめました。

道道1号線定山渓レイクラインを通り、ダムの堤防の上を通り札幌湖を左に見ながら山の谷合を進みます。

峠を越えて 札幌国際スキー場、 朝里大橋のループ橋を超えると朝里温泉があり、それを過ぎると海岸に出ます。 海岸沿いを小樽方面に国道5号線を走ると16時40分ぐらいに 小樽に到着。 龍鳳という店に行くと営業時間終了と書いてあり。 食べログでは20時迄なのですがの嘘つきです。ネットで探して天蓮華(てんれんげ)と言う店が17時から開店するということなので小樽の地獄坂を上った教会の横の、小さな店に行きました。開店を待つ間に、横にあるカトリック小樽教会富岡聖堂に入ります。有名ではありませんが1924年建設された歴史のある建物です。

窓に輝く沢山のステンドグラスです。礼拝堂の大窓にあるステンドグラスは、建築当初からの古いもので、シンプルな幾何学模様。漆喰の白壁に、やわらかな光が差し込みます。

開店時間になりましたので天蓮華(てんれんげ)という店に入ります。店は10人ぐらいが入ったら満員になるぐらいの店で迷わず エビ入り あんかけ焼きそばを1200円 注文しました。

大きめのエビが8個か 9個か ぐらい入っていて プリプリで塩味の餡がかかってます。 量的には少ないかなと思いましたが食べてみるとお腹いっぱいです。 優しい 塩味で野菜とエビとパリッと焼いた麺にからしを付けて戴きました。 美味しかったです。

余市の道の駅に行く前にイオンに立ち寄り 19時に道の駅に到着しました。 今日はここで泊まりです。気温は18°cでT シャツでは少し肌寒いです。

9月16日 月曜日ですが祝日です。今日は朝から快晴です。 余市駅に行きます。

次はイオンに行ってトイレを済ませ ニッカウヰスキーの余市蒸留所の売店に行きます。

相変わらず人が多くて更に高いウイスキーは品切れ状態。モルトとグレーンのウイスキーは昨年購入したのでパスし、 3500円の「モルト ザ バレル」を購入しました。

積丹半島へ向かいます。 昨年も天気が良く積丹ブルーが見えましたが 、今年も見たいと思います。 海岸を見るとローソク岩が見えます。

島武意海岸に行きます。丘を登って行くと駐車場があり、トンネルを貫けると目の前に 島武意海岸が現れます。 

今年も海の色が マリンブルーで とても綺麗です。 下にはおりません。 汗をかきますから。 ここの展望台の言語が中国語 だらけです。 

トンネルを戻り 灯台の方に行こうか迷いましたが、令和6年まで工事中ということなので今回はパスしました。

道を走りうに丼の店を何軒か通り過ぎると積丹岬の入り口にが有り、そこを曲がると突き当りに駐車場があります。お昼の12時ぐらいですが駐車場は 、ほぼ満車状態です。

丘に登り女人禁制の門を通り抜け 積丹岬の灯台方面に歩いて行きます。

右側に積丹ブルーの海が広がります。 

灯台への道も綺麗で先端まで歩いていきます。

両側にススキが生えてます。 天気がいいのでススキと空のブルーがとても綺麗です。 

更に先へ進むと積丹半島の先端に到着します。 ろうそく岩が先端に有り、その周りがブルーに染まっています。 昨年より青が濃い気がします。 

人がいっぱいです。 ここも色んな言語が飛び交っています。帰り道もススキが綺麗です。

 来た道を戻ります。 ここ迄 、往復 2km位ということですが結構 汗をかいてタラタラです。駐車場に戻る途中に少し雲が出てきたようです。 雲が出ると積丹ブルーは見えないのでラッキーだったと思います。

積丹半島を左回りに ぐるっと回って岩内町に向かいます。途中でランボルギーニと軽トラという素晴らしい組み合わせの家が有りました。

付け根あたりにある岩内町のサンサンの湯に行きます600円。ここは 以前にも行った事があり、 強烈な塩分の濃い温泉です。内湯が2つあり 大きめの普通の温泉は少し茶色がかった お湯で43度位で熱いです。 少し小さめの湯船はもっと熱いです。 地元の人はそちらを好んで入ってます。 体に染み入る塩分で気持ちがいいです。

岩内町の道の駅に到着して今日はここで泊まりです。 空は曇りになってしまいました。近くの炭火焼鳥酉心という店に行きました。他の店は寿司屋以外は全て休みで唯一 ここだけ空いてました。 中に入ると カウンターにテーブル席が4〜5 席で中は広いです。 カウンターに2名の女性 と 1名の男性が座っていてその間に座りました。 従業員は 焼き場に大将がいて、それ以外は全て女性従業員が4〜5人いました。

生ビール・焼き鳥・焼き豚などを8本とししとう・ ねぎまを戴き、 日本酒の、酔鯨、千代緑、というお酒も戴き 5650円 。ごちそうさまでした。 ここでも北海道へ冬来るには相当な試練が必要という話が出ました。 大都市はいいんですが地方に出るとやはり ホワイトアウトとかで大変だそうです。

9月17日 火曜日 朝から曇りで少し風が強いです。まずは ニセコに行ってみようと思います。 11時5分です。ニセコへ向かう途中のいつもの道が通行止めで羊蹄山を大回りして途中の俱知安駅に12時ぐらいに到着しました。 ここでも地元の美味しいラーメンを頂こうと店に行きましたが定休日でした。今回の旅は、こんなのが多いです。

更に30分位でニセコの道の駅に着きました。意外と人が少なく売り場に行ってみるとメロンはごくわずかな量しか売ってません。シーズンが終わったという感じです。その代わり 大きなかぼちゃが有り、品種の違うものを2つ購入しました。 「ブラックのジョー」と「くりりん」です。 家に帰って食べます。 

黒松内を通り、道道523号線から海に出ると国道229号線を走ります。人も車も少ないです。海岸線には奇岩が立ち並びます。 夕方にかなり雨が降ったようです。

18時くらいに テックランド大成という道の駅に到着しました。今日はここで泊まります。満月が綺麗でした。

9月の18日 水曜日です。朝は少し雲がありましたが 、だんだん晴れて来て海も綺麗に見えます。 10時前ぐらいに道の駅を出発します。

江差の道の駅では今週の金曜日から 民謡の全国大会が開かれるようで、その時は街中が民謡だらけになるそうです。宿も取れず大騒ぎだそうです。 

更に先にある途中の道の駅の神の国でヒラメのどんぶり 1200円を食べました。 おいしいことは美味しいんですが 、まあ普通の白身の刺身丼ぶりという感じでした。縁側がちょっと癖がありました。

松前に着いて 武家屋敷の中にある松前漬けの店 あさみ商店に行きました。ここは一昨年にも行って 松前漬けが美味しかったので購入しにきました。この店は武家屋敷の中に有り正面から入ると入場料が必要です。暫く見ていると宅急便の人が正面ではなく 裏手に回り塀とさくらの木の間を通り、裏木戸を開け店舗に入っいきました。 なるほどという感じでまねします。

店に入るとおばあちゃんが愛想よく、試食もさせてもらいました。 前回、 本作りの数の子入り松前漬けを買ったのでこれと、 ツブ貝入りの松前漬けの2つを購入し 更にイカゲソの干したものを購入しました。 2050円のところ2000円に おまけしてもらいました。体がしんどいので、いつ迄続けられるかわからないと言ってました。またきます。

ここから一気に渡島半島をぐるっと回り、途中の千代の富士の道の駅で休みながら更に行くと右側に函館山が見えてきます。函館市内を抜けてないろななえの道の駅で泊まりです。

北海道内一周しました。ななえ道の駅は朧月夜です。ゴールデンカムイビールで乾杯です。

9月19日 木曜日 朝から快晴です。 明け方5時ぐらいには15度だった 気温も8時前には既に20度になってます。 今日は 28度ぐらいまで上がるそうです。  函館駅前の駐車場に停めて駅中の四季彩館というお土産物屋さんに行きます。

家族からお願いされた物の一つがありません。探しても無い。仕方ないので他のお土産を買いました。

函館ラーメンを食べに駅前からまっすぐ伸びた道を500m位歩き先を右に曲がった所にある「鳳蘭」と言う店に入りました。塩ワンタンラーメン920円を注文しました。暫く待つと、透き通るスープのラーメンが登場です。スープを飲むと優しい塩味のスープです。麺は中太麺でコシのある麺。ワンタンは皮がツルっとして餡がプリッと美味しい。チャーシューは2枚でとろっと溶ける。味付けメンマも美味しい。スープまで完食しました。また来たい一杯です。

満腹なので市電に乗り十字街まで行きます。スイカで決済できます。

大三坂の上にあるカトリック元町教会は修復中で残念です。

大三坂の上から写真を撮ります。晴れの日は何処をとっても綺麗です。もう一枚描いてみようかと思いました。

ここのすぐ裏手に函館聖ヨハネ教会があります。強烈な青空です。

旧函館区公会堂と元町公園から函館の港を見下ろします。

坂の上に木造の味のあるカフェがあります。

函館の写真スポットの八幡坂は人でいっぱいです。坂の途中に路上駐車する人もいますが邪魔です。

ロープウェイ入口の前で坂を降ります。旧産業会館の中でコーヒーブレイク360円です。ゆっくりすると眠くなりました。

そばの棚に昔のオーディオのアカイのオープンリールデッキと山水のプリメインアンプがありました。懐かしい機械たちです。

海側に歩いて行くと歴史のある建物が並びます。

ベイエリアに着きました。 相変わらず 中国語の飛び交う中、ハセガワストアとラッキーピエロの店があって、そこのラッキーピエロでテイクアウトを購入します。

 目玉バーガーとオニオンフライ、フライドチキン・ソーセージなどを買い今日の夕飯です。

金森倉庫前のラッキーピエロは長蛇の列でした。 一応、金森倉庫の中を見ましたが 、あえて気を引くものはなく昨年食べたチーズケーキは繁盛してるようでした。 ラビスタベイの横を通り函館駅に戻ります。 

駐車場に戻りました。屋内駐車場なのに24時間以内だったら 700円とは良心的だと思います。 国道5号線の夕日の館 490円のお風呂に入り、さっぱり。今日も 七色ななえの道の駅に泊まります。 明日は フェリーに乗ります。

9月20日 金曜日 晴れですが少し雲があります。フェリーは 08便 函館発(11:35)→青森着(15:25)の舟に乗ります。

9時丁度に七飯道の駅開店に合わせてリスのお菓子を購入します。我が家では人気の品です。

昨日、日帰り温泉に行った夕日の館に行き シャンプーとボディソープを忘れたので受け取りに行きます。 ありましたよと。 よかったです。この日の朝に ロサンゼルスドジャースの 大谷翔平が 6 打席連続ヒット3ホームラン 2盗塁 10打点で51号ホームラン 51盗塁を達成しました。 すごいですね。アメリカ時間は9月19日 なります。 大谷翔平の日ということになるらしいですけど私の誕生日の方が先です。

船内で食べようとハセガワストアの焼き鳥弁当を買いました。楽しみです。

踏切で特急列車を見送り函館港のフェリーターミナルに到着。大型客船が停泊してます。

10時15分に到着し、青函フェリーのターミナルの受付をします。

北海道1周のトータル距離は4057.1km です。

東京はこの3連休の特に土曜日迄は暑い そうです。 北海道は高くても24〜5度でカラッとしてるので過ごしやすいです。朝は場所によっては 5度~6度の最低気温で函館でも昨晩は15度でした。フェリーにほ一番先頭に乗船しました。予定では青森港に15:25到着出来る見込みです。津軽海峡を渡ると遠くにフェリーと下北半島が見えます。

定刻通り青森港に着き、津軽弘前から秋田県方面へ向かいます。さらに南へ走り 青森の碇ヶ関の道の駅で大きな洋梨を購入しました。 国道282号線を通り山の中の殆ど車の通らない中を走り鹿角市にある道の駅に19時到着。今日はここで泊ります。疲れました。

9月21日 土曜日です。朝から雨ですが少しずつ強くなってきます。朝7時に自治体の防災無線のサイレンがなりました。いぶりがっこを買って9時45分出発します。大雨の中10時35分に玉川温泉に到着しました。外気温は出発時に12度あったのですが 山の中に入ると10度になり今は9度で暖房が入ってます。駐車場代金200円を支払い坂を下り日帰り温泉に入ります。券売機で800円を払い浴場へ。中は鍵付きロッカーは無く、番台横の貴重品ロッカーへ預けます。

脱衣所から浴室へ行きます。PH1.2の原泉にいきなり入りません。掛け湯をして先ずは源泉50%のお湯で体を慣らします。小さな傷や肌を掻いた所がしみます。しばらくして源泉100%のお湯へ移動します。少しぬるいです。体のあちこちがチクチクしてきます。 出て顔を拭うと 顔中がヒリヒリします。目を開けると痛くてヒリヒリします。打たせ湯とか蒸気風呂とか 試してもう一度源泉100%に入り満足。 12時にお湯を出て出発しました。

山道を通り峠を下り国道13号線に出ました。 雨はかなり強くなってきました。 横手市に入り ネットで調べた元祖 神谷という 横手焼きそばの店に行きました。 16時迄営業しているので14時半に到着しましたが、何ということでしょう、閉店しましたという立て看板が。 またもやネットに騙されました。強烈な雨でお客さんも来ないのかもしれません。

さらに調べて、喫茶 藤田という店に行きました。 店の造りは喫茶店のようでしたが 、メニューはほとんどが焼きそばメニューで、 普通盛り 中盛り大盛りのバリエーションの中で肉と卵を入れるか入れないかの違いです。注文は 肉玉 の 中盛りを頼みました。 

ステンレスのお皿に盛られた焼きそばに目玉焼きが2個乗ってます。 ヘルシーとは言えません。 味は少し薄味でキャベツと細かく切った肉が麺に絡めてあります。 この他に味噌汁と小鉢がつきます。 これで650円です。途中で目玉を崩しながら食べます。 普通盛りで十分だったかもしれないので少しきついです。 中盛りと普通盛りは50円しか 違わないので欲張った結果がこれです。 なんとか食べきれました。先に来ていた二十歳ぐらいの女の子2人も中盛を食べてましたが ペロッと食べてました。 さすが若いです。

十文字の道の駅で少々休憩し尾花沢まで行こうと思います。雨は益々強いです。6時45分 尾花沢の道の駅に到着しました。 相変わらず 雨は降ってますが 少し雨粒が小さくなった気がします。土砂災害警報情報が発令されていて 避難指示 4が尾花沢市の全域に出てます。が地図を見るとこの道の駅は高台にあるので大丈夫だと思います。

9月22日 日曜日 朝から大雨です。9時40分頃に出発しました。大雨の国道13号線をひたすら走ります。途中に見える川の水は茶色の濁流です。11時30分頃に 山形県南陽市にある「龍上海」の本店に着きましたが駐車場がいっぱいで断念しました。皆さん大雨の中を傘をさして並んでいます。米沢の店舗に行きましたが、こちらも満車でしたので米沢の道の駅に行き時間調整します。シャインマスカットが美味しそうです。晩のおかずに唐揚げと牛すじ煮込みとシャインマスカットを購入しました。

午後2時くらいに先程の米沢の「龍上海」に行きます。雨は上がりました。店に着くと前に10人位並んでましたが、10分程で入店し待ちの席に案内されました。システムは店内の席を満席にして食べ終わったら待ちの人と総入れ替えし、これを繰り返します。ラーメンを作るのも効率が良いのだろうと思います。注文は人気の辛味噌らーめん大盛1050円を注文しました。

暫くしてドーンと。真ん中に辛味噌の日の丸が乗り、味付けシナチクと豚バラチャーシュー2枚と刻みネギで麺の量は1.5倍です。味はニンニクの効いたとんこつ風の味で、一気に食べられます。辛味噌は少しづつ溶かして食べます。一気に溶かすと辛いです。でも美味しい辛さで完食です。

15時過ぎに福島の安達にある道の駅に向かいます。道の駅に泊まろうと思ってましたが 一気に栃木県の那須塩原インターまで行き、そこから高速で上河内サービスエリアまで来ました。 3連休なので ETC 割が使えず やむなく 深夜割 30%引きにしようと思います。 なので 今日はここで泊まりです。

9月23日 月曜日 祝日です。薄曇りです。 9時出発して自宅まであと138キロです。 安全運転で帰ります。 外気温は26°c やはり 高いです。13時位に自宅に到着しました。やはりほっとします。今回の車旅の総走行距離数は5622.4kmした。昨年より少し少ないです。

〈今回の車旅のまとめ〉

後半の北海道内の走行距離は2293.0kmを走行しました。

全行程は、2024年 8月19日(月)から9月23日(月)の36日間です。

走行距離は全行程約トータル距離数5622.4kmです。その内東京⇔青森の往復が1565.3kmでした。北海道内の走行距離は4057.1kmです。昨年の北海道内の走行距離は3933.8kmでしたので123.3km多いです。

今回の車旅は出発を1カ月遅らせました。前回の2回が雨に見舞われ、今回1カ月遅らせることで晴天が多かったと思います。やはり北海道にも梅雨が有ります。また気温も湿度が低く過ごしやすい気候で猛暑のつらい車中泊にはなりませんでした。

また、今回のルートですが、かなりノープランでライダーマップなどを参考に気が向いた所に行く車旅でした。前回2回の北海道車旅で主要の観光地は行き尽くした感があります。来年はどうしようかな?ただし、食に関してはまだまだ美味しい店が有りそうですが、美味しい食事をする時に、美味しいお酒も戴きたくなるので困ったもんです。

釣りは今回気力が無く一回も竿を出しませんでした。嫌いになった訳ではなく釣り場を探すのが少し面倒なだけです。また大物を狙います。

費用的にはトータルで32.9万円かかりました。内訳はガソリン7.4万円・食品購入7.2万円・お土産7.3万円・外食費5.0万円・フェリー/ロープウェイ代2.8万円・高速道路1.3万円・お風呂0.8万円と大きな経費はこんなところで、ガソリンは距離が長いのでかかりますね。値段は軽油1リットル132円から158円位の幅で8月は安く、スタンドのモダとオカモトが安いです。

今回も無事に帰れたことを感謝します。道中、色々な人と話をしながら周りましたが北海道の冬は厳しい冬だそうです。でも折角、FFヒーターを積んでいるので一度は行ってみたい気がします。特に陸別町のマイナス40度越えは体験してみたいです。登山は今回黒岳を登りましたので次は何処にしようかと思ってます。羊蹄山や利尻富士や羅臼岳はかなり厳しそうです。

とにかく北海道は晴れの天気が一番です。食べ物も美味しいです。また行きたいと思います。有難うございました。

海辺の案山子

キャンピングカー(ハイエース)で釣りをしながら日本全国ゆったり周遊のサイトです。ソロキャンプや車中泊をしながら全国各地の景色や美味しいものを楽しみながらゆっくり旅します。旅の基本は海岸線の一般道を走りながら釣り場を探し、場所毎の魚種を狙います。釣った魚が大きい時ははキャンプ飯として戴きます。急がずゆっくり周ります。

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